今日、健康診断を実施しました。
ポスティンガー、ポスティーナ達は8時半に朝礼点呼。その後、それぞれの持ち場を少しポスティング。10時には全員立川市の多摩健康管理センターに集合です。
「ポスティングバイクが何台も健康センターの駐輪場を占拠したのかなあ」と思うとちょっと恥ずかしいような、申し訳ないような気がします。
しかし、配達員各位には、さっぱりした格好で行き、機敏かつ節度ある行動を指示していますから、心配ありません。
当然ですが、ポスティング会社でも社員を雇えば、健康診断を受けさせる義務が生じます。
健康診断は、 労働安全衛生法 で
事業者は、労働者に対し、厚生労働省令で定めるところにより、医師による健康診断を行なわなければならない。
と定められています。
配達を委託の内職契約で行うなら、雇い主に配達員の健康診断の義務は生じません。が、弊社では基本的に配達員と雇用契約を結びますから、健康診断の受診義務が生じます。
配達員の健康管理は、労働者本人が受益するだけではなく、会社は健康な人材を確保することが出来ること。配達の安全と質の向上が図れること。そして、お客様からは、配達業務の信頼を得ることが出来ます。ひいては地域社会や国の利益に繋がっていきます。当然費用は会社負担。
そして、雇用契約を結ぶということは、配達業務を労働基準法の監督下に入れるということになります。当然、36協定や就業規則、有給休暇、休日出勤-残業管理が必要になります。弊社の体制は、ポスティング会社としては珍しいかもしれませんが、これも経営戦略です。
私が若きサラリーマンだった時、健康診断が嫌で嫌でたまらなかったというか、理由を付けて逃げたこともあった。(総務の人ごめんなさい)
いざみんなに受けてもらう立場になると、嫌がるなんてとんでもない!社会の保護、経営者の気持ち・・知らずだったんだなあオレ・・と改めて認識させられますよ。
毎日、長時間バイクに乗ってポスティングする配達員は、体調とともに毎日の健康に気を使わなければならないのは当然。バイクの運転とは、ある意味凶器に跨っているようなものですから、心身共に健康な状態を維持する必要があります。
バイクを使うポスティング会社の仕事は、プロのライダーの端くれともいえます。それなら、適用外といえども、旅客運送事業者並みの運行点検は必要でしょう。