学習塾のポスティング広告は、ターゲットが小中学生の居る家庭とハッキリ決まっています。
まず自塾の位置も含め、対象エリアをマーケティング的に俯瞰してみよう。
高齢化が進み年少者の割合が少なくなってきています。(上map H27年国勢調査)注目すべきは、場所によりかなりばらつきがあるということ。古い分譲住宅地や団地、八王子の中心部の15歳未満人口の構成比は低いです。
さらに、立川、八王子、高幡不動、国分寺駅など、 ターミナル駅周辺や学生街があると、単独世帯の割合が50%を超えています。(下map)このエリアを軒並み広告で配ると、半分以上のチラシは対象外の単身世帯に入るということになります。
ターミナル駅周辺、大学街での軒並みポスティングはお勧めできません。半分以上も対象ターゲットから外れるポスティングは下策になるでしょう。
ただし「折込広告より少しでもレスポンスが良ければ」という考え方もあるし、広く需要を見極めたいということであれば、それも良いかも知れません。
このような場所でチラシをポスティングするのであれば、印刷枚数を抑えながら対象ターゲットに直接届くファミリスポスティング、ハウスオーナーポスティング、ファミリータイプ限定アパマンポスが最も対象ターゲットにローコストで届きます。
セグメントしなくても軒並みポスティングで届く場所はどうか?これはターミナル駅周辺や大学街の考え方とは反対に、単独世帯率が低い場所ということになりましょう。
さらに15歳未満人口率で赤や黄色のエリア、マップから見ると八王子市なら、みなみ野、多摩境の尾根付近、鑓水、下柚木、上柚木ということになります。
単独世帯は反響なし、子どもが住んでいない地区も反響は厳しい。
”軒並み”ポスティングだけで考えず、戸建て選別、指定マンション、団地選別、ハウスオーナー、ファミリスポスティング、エリア特性に合わせたプランニングが必要になります。