ポスティング屋の一番大事な道具とは?

コーコス ZA-810

アディダス?ナイキ?いやあ ”コーコス ZA-810” ポスティンガー推奨。半年履いてもヘタらない。八王子「東匠」で購入

 

ポスティングする上で「一番大事な”道具”とは何か」皆さん知ってますか? これを聞いてすぐピン!と来て、第一に”シューズ”と思い浮かべた方はセンスありですね。

ポスティングという作業は見た目以上に結構大変で・・いや見た目にも大変か!(^^;)まあ運動不足解消とかダイエット目的でやる以上、週にして10時間以上、もっとありてい簡単に言えば月3万円以上の収入を得ようと思ってやるのなら、それはもう大変。

これはどんな職業にも当てはまりますけど。 これ以上のレベルでポスティングをやるとなると、朝から夕方まで連続か、毎日数時間やらなければ終わらない状況が出てきます。

そしてベテランになり、この連日ポスティングを何回もやってわかる事は何か?それはポスティングは靴が命だということ。

合わない靴やヒールの高い靴でポスティングをやると足に豆が出来てしまう。革靴はもったいないし第一滑って危ない。特に底の平らなビジネスシューズは論外なのですが、郵政民営化前の郵便屋さんは、なんと全員革の短靴で配達していた。

ポスティングの際、郵便屋さんが皆一様に革靴を履いていることに気づき、挨拶がてら世間話で聞いてみた。「いやー郵便屋さんは、革靴で大変ですね。」「運動靴履いちゃいけないのですか?。」と

どうも郵政省時代の郵便屋さん達は、規則で革靴でなければだめらしい。 筆者は、一日歩行ワークする人間の靴の消耗度がすごいことを知っているので、「そうなら毎月靴代がかかってしょうがないでしょう。」と聞いた。

そしたら、郵便屋さん「革靴は局で申請すれば支給される。」と涼しく答えた。いや驚いた。支給までするならフットワークの良い黒い運動靴タイプでも支給すればいいのに、革の短靴支給とは驚きである。

「えっだけど持って二週間でしょう?すぐだめになりませんか?それに滑るし」と食い下がる筆者。郵便屋さんは、それでも「支給されるから」と平然と答える。役所の体質か国家公務員=郵政職員のプライドがそうさせていたのかはわからない。だけど、皮の短靴はコスト以上に滑って危ないのでウオーキングを生業とする人間の間では論外のはず。それをわざわざ郵便配達員に二週に一足の頻度で皮の短靴を支給していたとは。これでは膨大なコストがかかる。

しかも彼ら労使とも・・危険を強い危険に甘んじていたということになる。著しい現場感覚の欠如とコスト無視、この体質では民営化も止むを得ないか。

私は、小泉郵政選挙以後の郵便局の配達職員が民営化前と比べると一気に若くなったのを感じていた。そしてその若い郵便局員達は自前の運動靴と黒いジャージ風のユニフォームでセッセと配達しているが、年代なのか、これまた体質かは分かりませんが、ポスト前での挨拶から現場で出くわしたときの微妙な心の機微ややり取りは薄れたような気がする。

そういえば靴のことを若い郵便配達員に質問したけど、迷惑そうな顔をされてお終いだった。ポスティング屋のおっさんと気軽に靴の世間話をするような雰囲気&余裕をかもし出している渋い郵便配達員は少なくなったようだ。

一気に45歳以上のベテランが退職して配達員が若くなったからなのか、公務員ではなくなった事実、気軽さ、地位、待遇も民営並?によってそうなったかは分かりませんが一抹の寂しさを感じました。民営化の光と影がこんなところにも押し寄せているんでしょう。

さて靴ですが・・

通常、ポスティングのような歩く作業は、郵便配達員も含め運動靴とりわけジョギングシューズが多いいのですが、実はこれ一日中はいて歩くには柔らかすぎるのです。

柔らかいと言う意味は三つあって、まず靴底のラバーが柔らかくてすぐ減ってしまうということ。もう一つは靴底の芯が柔らかすぎて一日中歩くと疲れやすいということ。最後にクッションが効きすぎて不安定ということ。

一日中いろんな場所を歩くのと、1-2時間アスファルトをジョギングするのとではまったく違う。ジョギングシューズのように底が丸っこく、柔らかく、おまけにクッションがあるというのではなく、底が固く幅広で平ら、トレッドが大きく安定しているものでなければ危険だし疲れてしまう。

一日ポスティングをやると値段の高いジョギングシューズを履いていても不満が高じてくる。

一日中歩くとなるとジョギングシューズ(7000円前後)ではなくトレッキングシューズに軍配が上がります。履き心地の良かったものはホーキンスのトレッキングシューズで実売で6000円ぐらいだったような記憶がある。

こう書いていると、「あなたの言っている靴は、トレッキングシューズでもジョギングシューズでもない、それなりのものは2万円はするし最低でも1万円以上の靴がそれに当たるんだ。」と言う突っ込みが入りそう。

それにはこう答えたい。でもそれはその道の競技アスリートの方たちが使用したり、アマチュアでも趣味やファッション、道楽や見栄、年数回の旅行や競技会の為の準備、ブランド志向として使うもの。

毎日の業務で使用する郵便局員やポスティンガー、ポスティーナが使用するものではないでしょう。性能とともにコストも最重視しなければ。

プロが一月一足の消耗品として使うのであればもっと安いものでかつ滑らず疲れず安全な物。良い物はないかと探してみるし、実験もしてみる。論外的にだめだったのは、1000円から2000円までのメードイン○○のもの。キャラバンシューズ風はラバーが硬くというよりプラスチックのような素材でぬれた路面で滑りまくる。1000円の運動靴風は、ラバーが柔らかく滑らないのは良いとしても、さらに、笑える勢いで摩滅するのも許せるとしても、芯がダンボール製でペナペナ。一日履くとすごく疲れる。水溜りをちょっと踏んでもアウトである。

考えてみるとスリッパにスポンジラバーと紐をつけた靴で一日ポスティングというのは無理がある。 6000円前後のローカットトレッキングシューズ並みの性能のものを3000円前後、出来れば2000円程度で手に入らないか考えてみる。考えられるのは、アウトドアショップなどで3000円ぐらいで行われる”売り出し”に目をつけるのもいいかもしれない。

ただ、ノーブランドで国産ではない。安かろう悪かろうの品物もありそうなので、それなりに取捨選択の目を養う必要がある。それに、いつでもどこでも手に入るというものでもない。

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そこで筆者がお勧めの靴であるが、ずばり安全靴である。安全靴とはつま先に鉄のカバーが仕込まれた、100%業務用の靴で、主に工事現場とか重いものを扱う運輸、倉庫業、滑りやすい現場がある工場や清掃現場などのプロの現場で使われている靴。これを試してみた。

これが調子いい、つま先のカバーは最近のものはプラスチックで軽くなっているし、第一つま先のカバーを支える靴底は硬く幅広で安定している、ラバーも耐油性のある物で濡れた鉄板の上でもあまり滑らない。トレッドもビブラムソールのようなものもある。

底が固ければ一日中歩いても疲れない。地下タビのような柔らかさの680円シューズの1/3。耐候性能も良いし、2980円の運動靴の倍以上長持ちする。それに安い。探すとかわいい女性用も結構あるのです。

ただ、格好悪いとか、運動靴より少し重いというのはあるかも。ただ、プロのポスティンガーとしては滑らない、疲れない、安全、安い!でまったく気になりませんね。

全国のポスティンガーとポスティーナ、若い郵政職員のお兄さん達、それと電気の検針員とかあと新聞配達の諸君。一度安全靴を試してみてはいかがですか。 筆者お勧めのウオーキングシューズは安全靴です。

 

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