ポスティング広告のレスポンス 基準は何%?

スポーツ系教室ログ国立2.6万枚

スポーツ系教室生徒募集ポス 国立駅周囲2.6万枚のログ

今日は、ポスティング広告をしてみたい方が一番気にしているレスポンスについて書きます。

昨年からの新型コロナウイルスのまん延を受け、世の中コロナ不況の様相を呈しています。

そんな中でも、レギュラー案件の他、果敢に新規出店や新ビジネスにチャレンジする方が何組も当社を使っていただきましたが、この中でも、ほぼ満足のいく広告戦略につながったようです。

春は入園入学、また、塾やおけいこ事の教室を選択する季節、コロナ渦の中、学校でリモート学習が盛んとはいえ、受験がなくなるわけではありません。お子様に幅広いチャンスや興味、趣味にスポーツ、果ては礼儀や社会常識を身に着けてもらいたいと思う親御さんの願いがなくなるわけでもありません。

コロナ渦で多くの会社が委縮して広告戦略に二の足を踏む中、果敢に打って出た各社様の広告レスポンス。教えていただいた範囲内で発表します。

スポーツ教室のポスティングレスポンス

国立駅南口に新規出店のジュニア向けスポーツ教室の生徒募集案件です。既存の教室に加え、さらに国立で新しく新規出店する攻めの展開です。

ジュニア向けなので、商圏はそんなに広くなく、教室から徒歩自転車圏でせいぜい2Km-3Kmということ。

配布プランとしては、国立駅周辺は八王子駅や立川駅周辺ほど1ルーム1k地獄w ではないので、素直に軒並みで入れられます。そうは言っても国立の西町、中町、東町地区は駅周辺を除いてほとんど戸建てばかりで、配るのは大変。邸宅が多く、バイクではなく歩きのポスティングとなると、弊社のようにガチ撒きするのは相当のコストや手間がかかります。

◆配布のポイントは教室から近い順、南側は市内富士見町まで。北側は北1・2・3丁目と一部国分寺市で組み、国分寺市高木町1-3丁目は国立駅に近い順で終了のA4ペラ 26,000枚(下のメールに23000枚とあるのは、1回目のプレゼン枚数と混同です。)

国立26000枚レスポンスメール

この時の反応が合計21件 約1/1000 0.01%のレスポンス!これはかなり良かった。ほぼ(千いち)のレスポンスというのは大成功で、配った業者(私自身)もびっくりです。おまけに紹介の案件までいただけました。

勝因としては、明かせないけど業態が国立という風土に珍しいような、それでいてマッチしていたのでしょうか?経営者の勘とマーケティング力ですね。あと、弊社の戸建てを端折らないガチンコでほぼいれたのが良かったかw

どちらにしろ(万いち)ではなく1/1000~1/5000ぐらいのレスポンスがあれば大成功と言えます。しかし(千いち)とは凄い。

ポスティングのレスポンスは、業種や業態により一概には〇〇%とは言えないのはご承知の通り。

しかしながら、業種や商品を絞ればある程度の基準が分かってきます。

塾や教室、おけいこ事でポスティング広告を考えておられる方達、このレスポンス、1/5000を一つの目安としてお考えください。

 

プログラミング教室のポスティングレスポンスと次回のご予約

2020年から学習指導要領が改定され、 小学生のプログラミング教育必修化されました。コロナ渦とはいえ時代は動いているのですね。

それを受けてなのでしょうか、新規事業としてIT教室を立ち上げる旨お話がありました。八王子市内で45,000枚のポスティングです。

八王子駅周辺をも軒並みで・・となると7万枚は楽に超えてしまい、コストもかさみ、歩留まりも悪くなるので止めた方が良いとアドバイスしました

教室の周囲は軒並みでローラーポス。八王子駅周辺は、激多いい1ルーム、1Kを避け、アパマンファミリータイプのみの選別ポスティングをセレクト。

下のメールを頂いた時は、まだ配ってから日が浅いし、細かい人数も聞けませんでしたが、「わかりやすく、信頼のできるGPS機能で、とても感謝しております。次回、夏前を予定していますが、またポスティングは検討しているのでその際にも是非お願いしたいと思っています。」

とのお話を頂きました。

また夏にも、ということでリピートの予定を入れていただいたということは、反応も概ね満足の行くところだったのではないかと自画自賛しております。

IT教室創業者より

IT教室創業者より

ポスティングチラシの最適な紙の厚さは?

今日は、ポスティングにおけるチラシの厚さについて考察します。

折込広告で一番多く使われるB4チラシは、薄いコート紙が普通です。
なんでこんなに薄くなったのかというと・・・ずばりコスト。

折込広告で数万部とか数十万部という枚数になると「大量に折込むチラシだからコストを考えて薄紙で間に合わせよう・・」さらに「古紙が混ざっていても、ツルツルで白い紙なら良い・・」ということで、薄くて安い紙”A3コート(※1)53kg”とか58kgと呼ばれる紙を使う。 用紙の裁断も最低限に抑えています。

※1 A3コート53Kg(エースリーコート) コートは、紙の表面に塗られているワックスのことで、光ってツルツルしているのが特徴。コートだと写真が映える。ノングレアがかったざらざらしたコートは、マットコートと呼ばれています。また、53kgとか58kgというのは、印刷用の大きな紙1000枚の重さのこと。厚いほど重く、紙の厚さを表すのに使います。

あんまり見た目が変わらなければ安い方が良いということだったのですね。
なんとか印刷物の体裁と美観を兼ね備えつつも最薄の紙がB4でいえば53kg、という判断が働いたとも言えます。

印刷屋さんはクライアントに他社とのコスト競争で、値引き要求される。お客さんは、とにかく安く!と来るので、苦し紛れにコストを削った結果、薄い紙になった。印刷の紙の厚さはについては、結構専門的な知識が必要で難しい。紙を薄くしたから見積もりが安くなったのに、お客さんは単純に値引きが上乗せされたと喜んでいた・・なんてことは結構あった。要するに、素人にはあまり分からないことだったのです。
それで、折込は薄紙が主流になったんですね。

ポスティング業者に回ってきた折込チラシ。

新聞の宅配率が下がり、折込広告をポスティング広告に流用ということになりました。これを業者として何年も何万枚も撒いているのですが、ポスティング業者に言わせてもらうと、B4折込広告の主流である53Kのコート紙、これポスティングで使うには、ちょっと薄すぎます。

ポスティングはB4だと折加工して配るのですが、薄すぎる紙は折った後の感触がペラペラで、質感がかなり落ちます。これは、配らないとちょっと分からないかもしれませんが、折込のように束でめくった時の見え方というか・・一枚物なら目立たない粗さが何となく感じるのです。それから、薄いと反対側が透けてしまうんですよ。

微妙な印刷物の質感、色合いは、紙が薄いと劣る。特に写真多用の商品カタログとか、見た目の美味しさや彩度を重視するメニュー系のチラシ、ビジュアル系のカタログは厳しいですね。写真多用の印刷物の必要な紙厚は、裏が透けないことなんです。なんで裏が透けない紙が必要かというと、裏の写真と表の写真が重なり、透けていては写真が濁って綺麗じゃなくなるから。これはメニューなどの食品やファッション衣料の広告としては、結構致命的な欠陥。

新聞折り込みは、新聞に折込まれているから、室内で初見となります。捲った時に、下は新聞やテーブルなのであまり透けませんが、室外のポストから一枚一枚取り出されるポスティング広告は、外の太陽光の下、スケスケになりチラシがきれいに見えません。室内でも透けるチラシはペラ状態で初見となります。

薄いチラシは、リサイクル業者さんやブランド物の買い取り業者さん達のチラシが結構目立ちますね。折角綺麗なデザインで、写真も多数、高級感を演出しても、紙を節約して42kgとかの超薄紙を使っているので商品が透けてしまい、写真の見栄えがかなり落ちます。

ポスティング広告は、外で手に取った時の初見の印象が大事。

折込広告として、何とか写真のクオリティを酷く落とさずギリギリの鑑賞に堪える厚さが53kg。但しメニュー物としてはアウト。これが53kg。
対してポスティング。表で初見をするのがポスティング広告なので、キャリア25年のポスティングオヤジとしては、ポスティング広告の紙厚は最低限60kgの紙を使って欲しいと思っています。

ポスティングチラシ、失敗する紙の厚さ。紙厚

それと、「ポスティングは手で配るからどんなに薄くても構わない。」みたいな勘違いで、とんでもなく薄い紙で印刷発注される方も極たまーに居ます。正直言ってこれは全くの逆効果なのでやめた方が良いですよ。計測していないので分からないのですが、おそらく40k未満の紙だと思います。B5でもまったく腰がなく、パラファインかビニール袋のシートを配っているようなチラシが過去ありました。小雨が掛かると一瞬でぐちゃぐちゃになるし、何と言ってもビニール袋を一枚一枚ポストに入れているような感触なので、ポストに奇麗に入れることが不可能なんですね。

衣料品最大手のチラシも、折込広告用の超薄いチラシをポスティング各社が配っています。あれ、おそらくどこの業者さんも困っているはずです。いくら何でも薄すぎてちゃんと折れないし、薄すぎて撒くのもすごく苦労しているんですよ。折角の奇麗な衣料品も写真が透けすぎてカッコよく見えません。もう少し厚い紙を使った方が絶対良いですよ。

ネット印刷とポスティングチラシ

流行りのネット印刷は、90kの中厚紙が主流です。
多くのA4納品は四方断ちもされていて、70k~90kなので、ほぼ裏が透けず印刷物の見栄えも良い。
ポスティングは、A4中厚が主流になってきました。

なんでネット印刷は、デファクトで中厚紙の受注になるかというと、恐らくではありますがこう考えます。

ネット印刷のA4は、色校正がありません。そして1000枚とか5000枚~万単位で色々なチラシを同時受注します。少ない枚数の受注では、一つの版に別々なデザインのA4を張り付ける・・ということをやる。こうしてコストを抑えている。こうなると印刷の段階で全部のデザインの色や写真が綺麗に出るように調節できない。あくまでも平均的にきれいに出る調整しかしていないと言うか、出来ないのです。

ここで、裏の写真が透けてしまう折込広告用の薄紙をデファクトで使うと、電子入稿で色校正なしの場合、苦情連発と言うことになってしまう。

ネット印刷は、印刷の知識があまりない方たちも、プリンター出力と同じように、気軽に発注出来るのが特徴。受注側が予め、紙厚が原因の印刷クオリティの劣化をさせないよう事前に中厚紙の受注をデファクトにして、品質を確保しているんだと思います。

ポスティング 最適なチラシの厚さ

ポスティング屋は1枚単位で印刷物を眺めるので、私の経験則だとB4印刷で、印刷物の体裁として美観対面が整う厚さは、コート紙で1枚8g以上。四六版だと8面取りなので、8×8×1000 連量で64k以上ということになります。

ポスティング屋のオヤジが薦めるチラシの紙厚は、ネット印刷のA4は80kg以上、大部数のB4輪転印刷でも最低限60kgは確保して欲しいというところです。

出来栄えは、明るい所で確認しよう。

ポスプロポスティングの特徴は、出社社員によるバイク配達100%、全ログ提出で安心できます。対象エリアの潜在的需要を浮かび上がらせたり、エリアパフォーマンスの計量は、バイク利用で綿密緻密なポスプロ品質が前提になります。

秩父宮ラグビー増

ポスティング屋の天気予報 お勧めのサイトは?

ポスティングとposu_o

大雨が降るとポスティングは出来ません。

ポスティング屋をやっていると「この仕事は天気との闘い」と思うことが多いです。
特に最近、やたらと雨の日が多く、配れない日が増えてきています。

地球温暖化の影響が段々と強くなってきたのか、雨が多くなった以上に集中豪雨やゲリラ豪雨、スーパー台風、冬のドカ雪・・等々、日本各地に気象災害がもたらされています。

かつて昭和の時代は、秋から冬にかけて90日連続で雨が降らない・・なんてニュースは毎年のようにあったんですよ。東京の秋冬は天気は安定している、というかつての常識は全く通用しなくなりました。

雨の日のポスティング作業

悪天候時のポスティング作業ですが、雨の日はどのくらいで中止になるか。

雨で道行く車のワイパーが動いていて、その動作が早めの間欠ワイパー以上の動きの時は、配れません。
ゆっくりとした間欠ワイパーの場合は配達続行です。だいたい秒数にして5秒ぐらいでしょうか。降雨量としては多分1mmぐらい。5秒より短くなり、ワイパーが連続で動いているような雨では、ポスティング出来ません。

団地オンリーで、傘をさして歩いて配る程度なら何と出来ますが、ザーザー降りという感じだと足元も悪くなり、傘も厳しいでしょう。

ポスティング会社の親方としては、毎日毎週、天気予報を確認するのですが、色んな予報を見たり聞いていて思うのは、衛星画像の動画、雨雲レーダーの動きに注目するのが一番ということ。

最近の天気予報はスパコンの雨雲の予報と連動させています。これはかなり信頼できます。
まず、今日明日の天気予報で一番信頼できるのは、NHKの天気予報内で、キャスターが動かすスパコン予想が1番

但し、ポスティングは、リアルタイムでピンポイント、例えば、東京都昭島市玉川町の現在の天気の状況と、30分後同じ場所の確度ある予想は?のような超極ピンポイントで予報を知りたい場合が日々あります。

また、今日から明日にかけて東京都八王子市の天気予報を正確に?というような日々予報も欲しい。さらに、向こう1週間の週間予報も、1か月も必要。それぞれ最適な”当たる”予報が欲しいということになります。要求色々なんです。

とりあえず、通常の天気予報は置いといて、1日の中でポスティング業務の撤収や待機、休息時間の変更をポスティンガーそれぞれに指示しなければならない時の超短期のピンポイント予報について考えてみました。

これ、天気予報にはないので、自分で予想するしかありません。
毎日の経験からで言うと、やはり現実の雨雲の動きを観察するのが1番です。

では結論から。

東京アメッシュ ポスプロ

ポスティング業務、注目の天気サイトランキング

1位 東京アメッシュ
2位 NHK天気予報、スパコンの雲の動き
3位 YHOO天気予報 雨雲の動き
4位 各社のメッシュのレーダー予想

ポスティング屋の短期ピンポイント天気予測、経験則第1位

1位 東京アメッシュ

https://tokyo-ame.jwa.or.jp/

これは天気予報のサイトではありません。

東京都下水道局の雨雲レーダーのサイトなのですが、このレーダーは現状の雨の降り方と実際の状況がピッタリ合います。予報者の脚色が一切なく、客観的に今の状況を伝えてくれるだけですが、これが価値あるのです。

アメッシュは120分前の雨雲の様子から現状まで、東京を中心とした一都三県の雲を、五分ごとの時系列で見ることが出来ます。雨雲の湧き具合、方向、進む速さが色別に確認できますし、市より狭い町丁単位で確認もできます。これを見て、「東京の天気とは言っても、場所により晴れだったり雨だったりと、天気はいろんなところでマダラなんだなあ」と改めて確認できたものでした。

画面に白い雲が湧き始まると曇り始まる。白い雲の広がりで、小雨か場所によりどんよりとした曇り。薄い水色のエリアは雨が降っています。白地に薄い水色がブツブツ湧いている感じだとポスティング業務ボーダーの雨。濃い水色がプツプツ出始めると結構な降り方になり、水色1色だとポスティングは厳しい。青色はザーで不可能。それから黄色・緑で夕立や集中豪雨レベルとなり、赤と紫はバケツをひっくり返すような豪雨、長時間続くと退避レベルとなります。

このサイトの良い所は、ポスティングが出来る所、出来ない所がピンポイントで分かることなんですが、他のレーダサイトとの一番大きな違いは、雲の動きの正確さと雨雲の湧き具合が目視で良くで確認できること。白い粒々や水色の粒々として、雲がわく出す様子が画面上で分かるのが一番大きい。

一切予報や予測はないのですが、一般の天気予報の天気概況を参考にすることにより、向こう30分~1・2時間後の天気はかなりの精度で予測できます。単純なピンポイント予報は、色んなお天気サイトにもあるのですが、東京多摩のどこかの場所をピンポイントで知りたいのに、多摩はほぼ同じで実際は役に立たない。あれよりは遥かに良いですよ。

このサイトを毎日のように見ていると、多摩の自分の郷土、例えば日野市とか八王子市多摩市の天気の特徴とか段々と分かるようになってきます。

これほんと。それについてはまた次回、気の向いたときにでも書きましょう。

次に上げられるのは、NHK天気予報のスパコンの雲の動きです。これは8時間後とか、翌日の雨雲の動きの予測を知りたい時に最も参考にします。朝七時前、お昼前、夕方にNHKで確認するのですが、キャスターが「動かしてみましょう」と言いながらサッと動かしてしまうので、再確認したい時、直ぐ見られません。。

東京アメッシュ23区 ポスプロ

事後、NHKのニュースサイトのお天気コーナーでもう一度確認するのですが、サイトに動画をアップするのにタイムラグが結構あるから、そこがもどかしい。是非、もっとスピーディに動画UPするよう改善してほしい所です。できればスパコン予想は、番組内だけでなく、常時ネットで開示してくれれば良いと思いますが、コンテンツの権利とか視聴率とかの問題で難しいんでしょうか。

3位はYAHOO天気予報内【雨雲の動き】です。これもどこかのスパコンの雲の動きの予想ですが、NHKとは微妙に違うように思えます。筆者としてはNHKのスパコンの方が当たるような気がします。それとこれ、向こう6時間後までしか予想画面がないんですよね。精度はともかく12時間以上の予想が欲しい所です。

4位 各社のメッシュレーダーの雨雲情報ですが、これでも良いのですが、予測に重きを置いたNHKやYAHOOのスパコン予想や、あくまで120分前から現在までの客観情報の集積のアメッシュと比べると、それぞれの専門に特化したアメッシュやNHK、YAHOOのスパコン予報の方が私の好みとなり、4位としました。

以上、気象庁発表やそれぞれのお天気キャスターの予想を参考にながら話ですが。

東京アメッシュ、一度お試しあれ。

テルテル坊主

用紙はA4かB4?|ポスティング広告に最適な版は?

立川市 ポスティング ポスプロ

立川駅前にて

今日はポスティング広告におけるチラシの大きさについて考察します。

ポスティング広告は長い間、折込広告の代用や補完として扱われてきました。
折込広告のサイズは、新聞に折り込みますから、キッチリ綺麗に折込める大きさ、すなわちB4サイズが主流です。

B3とかB2という大きなチラシでも、新聞販売店には、二つ折り四つ折りにしてB4の状態で卸されます。

印刷屋さんも、このB4大の折込チラシを一番効率よく印刷できる四六判の印刷機を大挙導入しました。

ところが、手配りのポスティング業者からすると、B4では大きすぎて配れません。

一昔前、ポスティングでB4チラシを頼む際「折りたたみながら撒いてください」という要望がありました。それもしたことがあるのですが、結局、折りながら・・という工程が増えてしまうので、ポスティングの単価を上げざるを得ません。

また、ペラペラのB4チラシをたたみながら撒くというのは、ポストに綺麗に入りませんし、見栄えも悪い。さらに、大きくてチラシの頭がポストからはみ出てしまう・・はみ出さざるを得ない状況も多々出てしまうことがある。

ポスティングの後、雨が降り、はみ出たチラシが原因で「ポストの中が水浸しになった」他のチラシに合わせて入れたら「チラシがぐしゃぐしゃに入っていた」という苦情がクライアントに入ってしまいます。

そこで弊社は、B4以上の大きさで受注する場合には、折加工を加えることを前提で受注しています。

B4チラシは事前に折加工を加える方が、コスト的にも受取人様の負担、美観からも適しているのです。

時代はA版の時代へ。

時代が流れ、紙媒体が折込広告からポスティング広告にシフトするにつれ、B4大のチラシの納品だと、折加工のコストが加わるというデメリットが浮き上がってしまいました。

それを回避する方法として、折加工をしなくても配れるA4大の納品がポスティング広告の主流になりつつあります。B4上質紙が定番だったリハウスや住友不動産販売の”物件募集チラシ”が、今ではA4に代わりました。これは時代の流れを象徴する出来事だと思います。

ついでにコストで言わせてもらうと、印刷屋さんが持っている印刷機は折込広告に適したB版=四六判の印刷機が主流なので、A4で受注するとわざわざ大きなB4で印刷して、後でA4に断裁するなどコストがかえってかかる場合があった。

A4、つまりは菊版の印刷機が適しているけど、折込広告に特化した印刷業者さんは四六判の印刷機しか持っていない。一時期B4ではなくA4でチラシを同数で頼むと、A4の方が紙量が少ないはずなのに B4より高い見積もりが出ていた、なんて話もしょっちゅう耳にしていました。印刷屋さんがA4の印刷を嫌がっていたんだね。

国際的な紙の大きさの標準はA版。

なぜ日本ではB版が主流になったかというと、江戸時代の公文書や障子の版型が美濃版だったので、それに大きさが合致するのがB版だったからだそう。

私が使っていた頃の教科書やノートはB5サイズでしたが、現在の教科書はA4。
ノートもA4が多くなった。ランドセルが少し大きくなったのは、A4サイズに合わせたからだそうです。

B版を多用していた日本は実は少数派だった。
国際的な標準化の流れとグローバリズムに合わせ、企業のドキュメントもB4からA4に変わりました。

ネット印刷の若い経営者さん達は、この流れを早めにつかんだのかもしれません。
ネット印刷のサイトでは、A4のチラシ・フライヤーの印刷コーナーに直ぐ飛びます。
ウインドウズ10もマックもA4前提で造られているから、PC画面もB4縦置きドキュメントよりA4の方が見やすいような気がします。

しかしながら、「B4とA4では基本的に情報量が違う・・やっぱりB4で・・」という意見も強い。既成のイメージが強いのか、不動産の販売チラシはやはりB4、B3が多い。

ポスティング屋的には、B4は折らなければ配れないので、折られるのを前提としてデザインしてください・・また、ポスティングは明るい太陽光の下で初見になるので、透け過ぎない60k以上の紙を使ってくださいと言うしかありませんが。

ポスティング広告に適した版は?

ここまでA版をさんざんもち上げましたが、ポスティング屋的にはA4も問題がないわけではありません。

今はやりのネット印刷の業者にA4を頼むと、ほぼデファクトで90kのコート紙で納入されます。この中厚のコート紙、意外に曲者で、ポスティングすると静電気と印刷のインクでくっ付いてしまうのですよ。配達員は1日数千枚配るのですが、くっ付いていてそれを剥がすのに手間取り、しまいには指の腱鞘炎?になってしまうのです。

B4の場合なら、折加工を加えた後なので、隙間に空気が入っていて、くっ付いて配りにくいということはありません。

じゃあ、あまりにもくっ付いているA4も折り機にかければということになりますが、見た目かなり小さくなり ますから得策とは言えません。

あまりにもくっ付きすぎるA4は、腱鞘炎対策で配達員が自分で折る場合がありますからご注意を。

折らなくても直ぐ摘まめるA4の紙と言えば、コートのない上質紙、または、あまりくっ付かないマット系のコート紙を使うと良いのではないでしょうか?これならポスティング業者がわざわざ折って配るということも少なくなるでしょう。

B4はそのまま配るということはないので、折加工前提でデザインを考えておけば良いのでは。

筆者お勧めは、A3の二つ折り。パンフレットA4の見開きにしてポスティングするのです。A4三連の観音開きも良いでしょうね。

情報量と高級感がグッと増したポスティングチラシが出来上がります。